大人げないと思いつつも、子どもの言動についムッとしたり、落ち込んだりしてしまいます。
机で悩む保育士

そんな保育士の人間関係のお悩み相談にお答えします。

保育士歴こっそり18年(秘密)保育士歴こっそり18年(秘密)

このページの内容は

  • 子どもにからかわれたときの対応は?

この記事を書いている私は保育士になってから18年……(20年じゃない!18年ね)

いろいろな悩みも、転職(転園)も、そして出産による育休も経験してきました。
今の私から新人だった頃の私にアドバイスするつもりでお答えします。
また、一人ひとり環境が違いますから、保育士さんの悩み相談の答えも解決方法も1つとは限りません。

ですから、1年目、2年目の新人保育士さんの人間関係の悩みや保護者への対応の悩みについて、いろんな保育士に解決方法を聞いて紹介していきます。

あなたが一番ビビッとくる悩み解決方法を選んでみましょう。

毅然とした態度でしっかりと向き合うべき

人が嫌がることをしない……というのは、大人であろうが子どもであろうが、いつでも守るべきことです。

それを教えるのも保育士の仕事ですから、苦手な子どもを避けるというのは、本当の解決方法にはなりません。

どうしても苦手な子どもがいて悩んでいます

保育士 1年目・U先生のお悩み相談

自分の受け持ちクラスの子とはうまくいっているのですが、他の4歳児のクラスの一部の子どもたちが、私のことをからかうのです。

名まえを変なふうに呼んだり、私の発言をひとつひとつまねしたりします。
「きちんとした名まえで呼んでね」
と言っても、ふざけるばかり。
ほかの保育士の言うことはちゃんと聞くのに……。
初めは「相手は子どもなんだから」とがまんしていたのですが、今では、はっきり言ってその子たちが苦手です。
これ以上苦手意識を持ちたくないのですが、どう接していいかわからず、ついその子たちを避けてしまいます。

机で悩む保育士

ときには「ガツンと一発」が必要なときも……

きっとかわいくて優しい先生なのだろうと思います。

子どもは相手の様子をうかがいますよね。

「この人の前ではちょっとおとなしくしていよう」とか、「この人は、ふざけて好き放題しても大丈夫」とか。

どういう反応を示すのか、試されているのでしょうね。

私も若いころ、子どもたちの悪ふざけに悩まされた時期がありました。

しばらくは言いたいように言わせていましたが、あるときガツン!と一発、「いいかげんにしなさい。いつまでもしつこい!」と迫力のある低音で言いました。

小さい子でも、その年齢なりの受け止めかたはできるし、けじめもつけられると思います。

ただ、その後のフォローは大切。

ガツンとやったあと、個々に地道にコミュニケーションを持つようにすれば、いい関係になっていくと思います。

一緒にふざけるくらいの余裕も欲しい

からかわれるたびに、「どうして?」「いやだな」と思っているから、その子たちが苦手になってしまうのでは?

言われたときにがまんしたりせず、反対に

「まあ、先生のことがそんなに好き?」

など、いっしょにふざけてみるなど、相手のことばや行動に対して余裕を見せることも必要だと思います。

それを繰り返すうち、子どもたちも

「あ、この先生はからかっても困った顔をしない。それどころか、反対にやられてしまう……。」

と思って、からかわなくなるのではないでしょうか?

それだけでなく、「この先生の反応はおもしろい」と感じて、U先生のことか大好きになるはずです。

勇気を出して積極的にスキンシップを

誰だっていやなことを言われるのはつらいですよね。

子どもたちの言葉はストレートすぎてグサッとくることもあると思います。

でも、そこで避けてしまわず、まねしてきたら、逆にまねし返すくらいの勢いで……。

それがきっかけで仲よくなれるかもしれませんよ。

子どもって、気になる人にはちょっかいを出したくなるもの。

嫌いな人には声をかけたいと思わないはずです。

ちょっと勇気がいると思うけど、思い切って声をかけ、スキンシップをとってみては?

その子たちの態度がどう変わるか、楽しみですね。

声をかけてもらえるうちが「花」なのかも

たぶん新しい先生で、子どもたちにとっては、より近い存在なんじゃないでしょうか?

逆に相手にされなくなると寂しいですよ。

私は2年目になるのですが、去年はもっと子どもたちが声をかけてきたり、抱きついてきたり甘えてきたりしていました。

でも、今年、新しい先生が入ったら、注目はその1年目の新人先生ばかりに。

私になんか、寄り付きません。

担任の先生に相談してみては

その子たちの担任の先生に話してみるといいと思います。

私の保育園でも変なあだ名をつけられていた先生がいましたが、その子の担任が注意することで少しずつ減っていきました。

からかっている先生に言われても気にならないことでも、担任の先生に言われると「(担任の先生に)嫌われちゃうからやめよう」と思うことがあるようです。

それだけ担任の存在が大きいのでしょうね。

まとめ

私も1年目のときに、年長児になかなか話を聞いてもいえないということがありました。

そのとき私が気をつけたことは、

  • きちんと子どもの目を見て話をすること
  • 毅然とした態度でいること
  • 相手が子どもでも同じひとりの人間として接すること

の3つで、自分が嫌だと思うことはきちんと伝え、「言ってはいけない」ということを分かってもらえるようにしました。

今では、どの子どもたちも、きちんと話を聞いてくれます。

苦手な子どもを避けてしまうと、絶対に相手は感づき、余計にふざけてしまうのではないでしょうか?

今の状況から逃げないでがんばってください。