子どもへのイライラ、どうしたらいいの?
机で悩む保育士

そんな保育士の人間関係のお悩み相談にお答えします。

保育士歴こっそり18年(秘密)保育士歴こっそり18年(秘密)

このページの内容は

  • 子どもへのイライラとその対処方法

この記事を書いている私は保育士になってから18年……(20年じゃない!18年ね)

いろいろな悩みも、転職(転園)も、そして出産による育休も経験してきました。
今の私から新人だった頃の私にアドバイスするつもりでお答えします。
また、一人ひとり環境が違いますから、保育士さんの悩み相談の答えも解決方法も1つとは限りません。

ですから、1年目、2年目の新人保育士さんの人間関係の悩みや保護者への対応の悩みについて、いろんな保育士に解決方法を聞いて紹介していきます。

あなたが一番ビビッとくる悩み解決方法を選んでみましょう。

運動会など大きな行事も控えた忙しい時期になると、子どもに対してついイライラしてしまう……。

言うことを聞かなかったり、何度言っても同じ行動をしたりする子は、きっと自分に心を向けてほしいというサインを送っているのだと思います。

行動よりも気持ちを受け入れるよう努力してみてください。

しょっちゅう子どもをどなってしまって自己嫌悪。

保育士 2年目・A先生のお悩み相談

ふだんはそれほど短気なほうではないのですし、子ども嫌いなわけでもないのですが、保育中、子ども相手にイライラすることの多い私。
言うことを聞かない子、何度言っても同じ行動を取る子……
ついカーッとなって、気づけば怒鳴ってしまいます。
自分でもよくないことは分かっているのですが、つい大きな声を出してしまうんです。
そして、あとから激しく自己嫌悪……。
こんな私、保育士には向いていないのでしょうか。

机で悩む保育士

呪文のように、何度も自分に言い聞かせて

2年続けて3歳児を受け持っていますが、泣いて大声を出している子が数人いたりすると、ついイライラしてしまいます。

そんなとき、「まだ3歳、まだ3歳」と、呪文のように唱えます。

「3歳なんだから、できないことがいっぱいなんだから」

と、自分に言い聞かせるのです。

そうすると、ちょっとだけ気持ちが落ち着いてきます。

冷静になることで「プロ意識」の芽生えを

「見られている自分」を少し意識してみてはいかがでしょう。

子ども、保護者、同僚が、どんな思いで自分を見ているかを少し冷静になって参えると、プロとしての意識も身にさえてくると思います。

  • 「叱る前、怒鳴る前にひと呼吸おくこと」
  • 「子どもの心を読み取ること」
  • 「自分の心を冷静にすること」

を心がけてみてください。

自分ひとりで抱え込もうと思わないで

私もA先生と同じ気持ちになることがよくありますが、結局、子どもを自分の枠の中に入れようとするから腹が立ってしまうのだと思います。

だから私は、「子どもにはそれぞれ個性があって、ひとりひとり違う」ということを頭に置いて接するように心がけています。

話ができる年齢なら、なぜそんなことをするのかをじっくり聞いて、最悪の場合は少しその子と距離を置いて、長い目で見ていくようにします。

気になる子ほど十分なスキンシップをとることが大切ですが、自分の気持ちがコントロールできないときには、ひとりで抱え込まず、先輩に頼ることも必要だと思います。

意識的にスキンシップを心がけて

今の私は、A先生とまったく同じ状況です。

今年初めて担任になり、何をどうしていけばいいのかわからず、また、園長や主任の目が気になったりして、イライラ、ガミガミ……。

そのせいなのか、クラス5人中3人もが、毎日のようにおねしょをするようになってしまったのです。

「これではだめだ」と思って、その子たちとのスキンシップを特に意識してとるようにしました。

けっこう、大げさ!っていうくらいに。

登園したら駆け寄っていき、「おはよー!会いたかった~!」と言いながら抱きしめたり、帰りもギューっと抱きしめながら「またあしたね」と言ったりします。

そのせいかわかりませんが、今週はおねしょを一度もしていません!

保育士のイライラは子どもに伝わります

私も2年目、3年目のとき、A先生と同じようなことですごく悩みました。

でも、そんなとき主任から、

「子どもはひとりひとり個性も違うし、生活してきた環境も違うから焦らず、その子に合った援助をしてあげて」

と言われ、今までイライラしすぎてゆっくりかかわることを忘れていた自分に気づいたのです。

保育士がイライラしていると、子どもたちにもそれが伝わって落ち着かなくなるので、笑顔を忘れないように心がけています。

それと、ストレスのためすぎはダメ。

何か楽しいことを見つけてストレスを発散しましょう。

私は、休日にだんなや子どもとドライブやショッピングをして発散しています。

まとめ

叱るのに大きい声はいらないと思います。

「先生怒っているよ。今からいっぱい怒ろうと思うけど、いい?」と、真剣な表情で子どもに伝えます。

もちろん、子どもは怖いから「だめ!」と言います。

そうしたら

「わかった。じゃあ、怒らないね。そのかわりお話聞いて……」

と、落ち着いてなぜ怒っていたのかを明確に伝えます。

このほうが、断然効果がありますよ。

イライラしたり怒りたくなったりするのは、たいてい自分に自信がないとき。

自分の思いどおりにしようと焦って、子どもの姿が見えていないときではないでしょうか。

全部自分がまいた種ですから、気をつけたいものです。