今年、異動になったのですが、その異動先の園長との人間関係に悩んでいます。

そんな保育士の人間関係のお悩み相談にお答えします。

このページの内容は
- 方針や考え方が合わない保育園の園長に対して
ですから、1年目、2年目の新人保育士さんの人間関係の悩みや保護者への対応の悩みについて、いろんな保育士に解決方法を聞いて紹介していきます。
職場の保育士同士で話し合いを
園長は、L先生にだけそのような態度を取っているのでしょうか?
もしそうなら、L先生と園長との保育方針が違うということですよね。
でも、もし園長がほかの保育士とも上手くいっていないのなら、園長の考え方にも問題があるのかもしれません。
園長に自分の考えを聞いて欲しい!
異動先の園長の対応に驚いています。
焦らず気長に園長と付き合ってみては?
保育についての悩みや心配ごとがあれば、園長と職員の間にいる「主任」にパイプ役になってもらうのがよいのではないかと思います。
主任に相談してみてはどうですか?
園長についてですが、現場でのいろいろな経験があるのでしょうし、必ずよいところも持っているはずです。
園長がどんな人なのかを知ろうとし、焦らず、気長に付き合っていくことが必要でしょう。
もしかしたら、あなたのことを大事に思って、いろいろと言うのかもしれません。
L先生には、せっかくこの仕事に就いたのですから、楽しんで保育をしてほしいです。
子どもたちは、その表情や態度から「保育士の心」をキャッチしてしまいますから、プラスになることだけを考えて、がんばってください!
大きな気持ちで園長にに対応してみて
自分と考えの合わない上司がいるというのは、どんな職場でもよくあることです。
割り切って、園長の性格を早く理解し、大きな気持ちで対応してみてはどうでしょうか?
必ず周りにL先生の考えを理解してくれる先生がいると思いますので、ひとりで悩まずに相談してください。
また、園長に、「L先生はいつも自分と反対の意見を持っている」と思われないようにしましょう。
そのためには、園長の考えの中でも賛同できるところや、園長のよいところを見つける努力をしてください。
そして、自分の考えを上手に園長に伝えられるよう、がんばってみて!
自分の考えをはっきり伝えましょう
L先生が今の状況を変えたいのなら、その理由や、改善するための過程までを園長にはっきり伝えるようにし、
「こういう理由でこうしたい。そのためには○○のようにしていきたい」
と、順序立てて意見を言ってみてはどうですか?
もし、園長が分かってくれず、「経験が少ないあなたに言われたくないわ!」という態度を示すようであれば、自分ひとりで立ち向かうのではなく、先輩や同僚の先生にも力になってもらうことを勧めます。
自分の意見が通る、通らないではなく、園長に、「自分の考えも聞いてほしいのです」と言い続けていくことが大切かもしれません。
「今は修業のとき」と考えるのもひとつの方法
人生の中でよい師に巡り合ったときは、自分が高められるし、気持ちも穏やかでいられますよね。
でも、自分と考えが合う人ばかりではありませんから、意見の食い違いはあります。
L先生は異動されたばかりなので、よけいにそのギャップを感じるのでしょう。
園長は、ほかの保育士に対しても同じ接し方なのでしょうか?
そうだとしたら、横でしっかりスクラムを組んで、保育士が自分たちの身を守る方法を考えたらいかがでしょうか?
みんなの意見をひとつにしておくことが大事だと思います。
もうひとつの考え方は、「今は修業する時期なのだ、自分が鍛えられるよい機会だ!」と、前向きにとらえること。
そう切り替えて、耐えることができれば、あとになって成長した自分を感じることができるかもしれません。
園長の方針=保育園の方針
私は、「園長の方針」イコール「園の方針」だと思って、日々仕事をしています。
保育園に雇われている身なのだから、園長のやり方に反対なら、「辞めてもいい」と言われてもしかたがないと思います。
急いで「この園長はダメ」と結論を出そうとせず、園長の方針をもっとよく理解したうえで、意見を言うべきではないでしょうか?
異動してきた保育園の環境に慣れることから
L先生は、まだ異動したてということなので、まずは園の環境に慣れることが大切なのでは?
園長の考え方はもちろんですが、園長と周りの保育士たちとの関係などもよく見て、L先生の話を聞いてくれそうな人を探してみてはどうでしょうか。
きっと、L先生のことをわかってくれる人がいると思います。
誰でも新しい環境に慣れるまでは時間がかかるものです。
だんだんと周りが見えるようになりますから、はじめから悩みモードに入らず、淡々と、少しずつ進んでいってください。
まとめ
園長について、同じ職場の保育士同士で話したことはありますか?
みんな園長を恐れて、言われるがままに働いているのでしょうか?
周りの人たちと話し合ったり、L先生の考え方を理解してもらったりすることは、とても難しいし時間のかかることですが、その努力と粘り強さがなければ、現実は変えられないでしょう。
焦って結果だけを求めるのではなく、ここはじっくり腰を据えて、解決の方法を見つけるようにしてはどうでしょうか?