自分以外の保育士はみんな上手くやっているように見えてしまいます。

そんな保育士の人間関係のお悩み相談にお答えします。

このページの内容は
- 自分の保育力に自信がないとき
ですから、1年目、2年目の新人保育士さんの人間関係の悩みや保護者への対応の悩みについて、いろんな保育士に解決方法を聞いて紹介していきます。
他人の目を気にしない!
そんな時間があったら、目の前の子どもが今何を求めているのか?好きなあそびは何なのか?を考えてください。
うちのクラスだけまとまっていない気がして
4歳児クラスを担当していますが、もうひとつの4歳児クラスに比べ、どうも私のクラスはまとまっていないような気がするんです。
自分にしかできない保育を!
同年齢のクラスと比べてしまうのは無理のないこと。
H先生と同様に、隣のクラスの先生もH先生を意識していると思います。
私も同年齢のクラスは気になりますが、後輩の保育士からも学ぶことはありますし、キャリアが上だから下だからとは考えていません。
保育力のあるなしより、自分の持ち味は何かを考え、H先生にしかできない保育を確立していくべきです。
がんばってください!
無理にまとめようと思わないで
保育経験13年の今でも、つねにはほかの保育士の目は気になるものです。
先輩保育士の
- 「先生のこのアイディアよかったね」
- 「あのあそび楽しそうだね」
- 後輩保育士の「○○を真似しちゃった」
といったことに単純に喜び、自分を奮い立たせています。
私自身、あまり「クラスがまとまっている」いうことは気にしないようにしています。
そう考えること自体、保育士主体になっている気がするので。
まとめ役を子どもに任せてみては?
私も3年目くらいで同じような経験をしました。
そのとき隣のクラス担任をよく観察すると、クラスの中でリーダー的な子を数人作っていて、その子たちはあそびをリードしたり保育士の手助けをしたり、みんなの見本みたいになっていました。
保育士がまとめる前に、みんなを引っ張る役になっているのです。
「これだ!」と思い、次の年そのようにしてみると、何とその子たちを中心にクラスが盛り上がるのです。
でも要注意なのは、リーダー的な子たちを特別扱いしないこと。
それではほかの子の反感を買ってしまいますから。
「楽しかった!」の笑顔がいちばん
同年齢でも子どもはみんな違うから、同じあそびでも反応が違うのは当然のこと。
担任が隣と比べて不安になっていたら、それは子どもに伝わってしまうし、
「隣よりうちのクラスはダメだ」
なんて思っていたら、あなたのクラスの子どもたちがかわいそう。
何があっても自分のクラスの子どもを愛してあげなきゃ。
あそびが盛り上がるには、保育士自身がそのあそびを楽しんでいるかどうかが重要。
「これでいいのかな?」
と不安そうにしていたら、子どもは楽しくないですよ。
ほかの保育士にはない良さがあなたにはあるはずだから、比べるよりも自分のやりかたで思いっきりやってください。
上司に褒められるより、子どもたちの「楽しかった!」の笑顔がいちばんです。
あなたの得意分野で力を発揮して
隣のクラスの先生には何か魅力があり、子どもを引き付けるのが上手なのだと思いますが、H先生にもほかの保育士にはない魅力が必ずあるはずです。
私はピアノが苦手です。
だからペープサートや人形、CDなどを使いながら、子どもたちといっしょに歌います。
得意のお話で子どもたちをワクワクさせり、触りたいと思えるような壁面を作って子どもたちの会話が弾むようにしたりしています。
H先生も自分が得意な分野で力を発揮されてはいかがでしょう。
また、ほかの保育士の保育を見たり、子どもたちが喜んでいる保育を真似してもいいでしょう。
それで上手くいくとは限りませんが、真似することでほかの保育士と自分との違いを考えることも、成長の一段階だと思います。
まとめ
まず、いろんな視点から自分のクラスの子どもを見てみてください。
- 喜んで保育園に来ていますか?
- 先生に甘えてきますか?
- おしゃべりしてきますか?
- 目が輝いていますか?
- 情緒が安定して楽しそうですか?
これらが揃っていれば、あなたのクラスの保育は上手くいっています。
H先生が周りを気にせず、しっかり子どものほうを向いて進んでいけば、必ず子どもたちもH先生き大好きになり、信頼関係もできてきますよ。