年度末は、保育事務など、やらなくてはいけないことが山積み。
仕事をテキパキこなせないのは、保育士として問題アリなのでしょうか?
机で悩む保育士

そんな保育士の人間関係のお悩み相談にお答えします。

保育士歴こっそり18年(秘密)保育士歴こっそり18年(秘密)

このページの内容は

  • 仕事の要領が悪いと思ったときにやるべきこと

この記事を書いている私は保育士になってから18年……(20年じゃない!18年ね)

いろいろな悩みも、転職(転園)も、そして出産による育休も経験してきました。
今の私から新人だった頃の私にアドバイスするつもりでお答えします。
また、一人ひとり環境が違いますから、保育士さんの悩み相談の答えも解決方法も1つとは限りません。

ですから、1年目、2年目の新人保育士さんの人間関係の悩みや保護者への対応の悩みについて、いろんな保育士に解決方法を聞いて紹介していきます。

あなたが一番ビビッとくる悩み解決方法を選んでみましょう。

余裕を持って計画を立てていますか?

きっとあなたは子どもの意見や考えをていねいに聞き取って、意見をまとめているのですね。

ですから時間がかかりますが、子どもたちは楽しそうなのでしょう。

それは保育士としてとても大事なことで、あなたは子どもたちにとって素敵な先生なのではないでしょうか。

ただ、保育は一人では行えませんから、足並みを揃えることも必要です。

そして、保育士に限らず、仕事は計画とその実行が大事です。

要領が悪く仕事が遅いので保育士には向いていないのでは?

保育士 2年目・F先生のお悩み相談

のんびりマイペースな性格の私。

どうも要領が悪く、一生懸命がんばっているつもりでも、ひとりだけ仕事が遅くなります。
先日も、卒園児へのプレゼントをクラスの子どもたちと相談して決めることになっていたのですが、私のクラスだけのんびりしていて、他クラスの足を引っ張るような結果になってしまいました。
子どもたちは楽しそうなのですが、ほかの保育士からは「F先生のクラスだけやることが遅い」と思われているようです。
特に年度末は苦手な事務仕事も多くなり、周りに迷惑を……。
もう2年目なのに、いまだに要領の悪い私は、保育士には向いていないのでしょうか。

机で悩む保育士

人間相手の仕事は早さがすべてではないはず

仕事の要領が悪いことと保育士に向いているかどうかは、あまり関係ないと思います。

確かにテキパキと早く済ませられるのはよいことですが、人間相手の仕事は早さがすべてではなく、気持ちが大切だからです。

それも自分の個性ととらえて、周りの保育士たちには

「遅くなってすみません」

と謙虚に伝え、一生懸命に取り組む姿を見せていくことが必要ではないでしょうか。

また、遅いという引け目があるなら、事務仕事など家でできることは家でやって、遅れを取り戻す努力をすることが、F先生のやるべきことだと思います。

期日を子どもたちにも伝えてみては?

2年目なら、もう行事など先の見通しができてもよいはず。

1年目の新任保育士ならともかく、経験があるのですから、

「もうすぐ○○の時期だから、それに向かって準備を進めておかなくちゃ!」

と、子どもたちの一歩前を歩くようにするべきだと思います。

卒園のプレゼントも期日が決まっていたのでしょうから、それまでに決める努力をしましょう。

年中児だったら

「○日までに決めないといけないんだけど」

と子どもに投げかけてもいいでしょう。

案外理解してくれるものですよ。

周りに迷惑をかける「マイペース」は改めて

要領が悪いと自覚しているなら、改善する努力をするべきです。

一生懸命がんばっているつもりでも、それは「つもり」でしかないのかもしれません。

もう一度振り返り、何が原因なのか見極めていく必要があるのではないでしょうか。

マイペースでよい面もあると思いますが、周りに迷惑をかけてしまうのはいけません。

行事など、ほかのクラスと歩調を合わせなくてはならないことにも、そのつど
見通しを持ち、計画を立てて進めていくことが大切です。

要領が悪いということに甘えず、前向きに取り組んでください。

話し合いを進める方向づけを

子どもとの話し合いを持つとき、ただ意見を出し合うのではなく、保育士が方向づけをすることが大切です。

話し合いにどれくらいの時間をとれるのか考えたうえで、保育士が

  • 「こんなのはどう?」
  • 「これもいいね」

など、話し合いが進むようなきっかけやヒントを与えてあげるとよいと思います。

保育の仕事は要領がすべてではありません。

「子どもが大好き」という気持ちがあれば、保育士に向いていないなんてことはないと思います。

自分のやりかたに自信を持って

とにかく自分のやりかたに自信を持つのが大切ですよ。

だって、子どもと関わる、この仕事が好きだから今までがんばったのでしょう?

自分のペースで歩めばいいと思います。

私の職場にもゆっくりペースの保育士がいて、周囲の足を引っ張ってしまっていることもあります。

でも、その先生は、ほかの先生にはない「気づかい」、「思いやり」、「優しさ」があります。

F先生の内面のよさも、きっと分かってくれる人がいると思います。

まとめ

保育園として協力して取り組む内容があるときは、ほかの人に迷惑をかけないようにしなくてはいけません。

クラスで取り組まなくてはならないことは「この週にはここまで」と予定を決め、およその月案、週案を立てて、ほかの保育士より早めに進めていくのです。

仕事の仕方も、自分だけでできるものやクラス内の保育準備などは後に回して、ほかの保育士と共同で進めるものを先にしたほうがいいですね。