保育士 2年目・A先生のお悩み
年長児のRくんが前の担任と違うと指摘して、伴奏していると「やーい、まちがった!」などとあげあしを取ります。

最初は気にしないようにしていましたが、毎日続くので憂うつです。
伴奏も間違ったわけではなく、前の担任と違うことがいやみたいなのです。
前の担任はベテランで私とは技量の差が確かにありますが、私も一生懸命やっていることを認めてほしい。

机で悩む保育士

そんな保育士の子どものお悩み相談にお答えします。

保育士歴こっそり18年(秘密)保育士歴こっそり18年(秘密)

このページの内容は
なつかない理由
なつかない子の対処方法

この記事を書いている私は保育士になってから18年・・・(20年じゃない!18年ね)

いろいろな悩みも、転職(転園)も、そして出産による育休も経験してきました。
今の私から新人だった頃の私にアドバイスするつもりでお答えします。

先生っていいなー、という土台をRくんは持っているのです。
時間はかかるかもしれませんが、A先生のことも好きになってくれる可能性があるってこと。

ただ、RくんにはA先生をバカにする意識はなく、「前と違う」ことへの単純な指摘なのです。

最初からコンプレックスを感じているので傷ついて大きく反応するから、それをRくんがおもしろがって、あげあしをとったりすることはあるでしょう。

保育者をバカにしようという気持ちは、この年齢ではまだ出てきません。

思ったことを思ったままに表現しているだけです。

前の担任とふれあう機会をつくってあげる

「わたしも○○先生、大好き!」と、子どもたちの前で言える心の広さがほしいですね。

Rくんに、前の担任の手が開く時間帯を教えてあげたり、一緒に前の担任の様子を見にいったりしてもいいですよね。

「前の担任のときにやったあそび」をしよう

先生が変わったということを、すぐに受け止められる子とそうではない子がいます。

さらに、

    担任も違う
    あそびも違う

のように「いつもと違う」状況は、安定した子にはワクワワク感を生み出しますが、不安の強い子の場合は、ますます不安にさせてしまうものです。

ですから、Rくんにとっての「いつも」を再現してあげるようにしましょう。

たとえば、前の担任の保育士の先生から、よくやっていたあそびを教えてもらって、A先生が子どもと「そのあそび」で一緒にあそんであげましょう。

これで担任は違うけれども、「あそび」の部分がRくんにとっての「いつも」に戻ります。

まとめ

ベテランから1年目、2年目の新人保育士の先生が担任を引き継ぐというケースは決して少なくはありません。

引き継いだ直後は、担任が変わって「いつもが変わった」ことをすぐに受け入れられる子とショックを受ける子に分かれます。

ショックを受けないようにすることはできませんから、いかにショックを小さく抑えるのか?が決め手です。

だからこそ、前の担任の保育者と同じにできるところは、揃えてあげるのが効果的です。